時代の移り変わりで、常に変化していくのが「若者のトレンド」。若者世代で流行したものを、あまり知らずにジェネレーションギャップを生んでしまうことも…。
【画像26枚】クレイアニメ風に加工された原田葵アナの写真を見る
今回は、2024年・春に「若者が注目する最新トレンド」の実態を原田葵アナウンサーが調査してきました。あなたはいくつ知っていましたか?
SNSには、“中途半端な顔をのせたくない!写真加工アプリで“崩す”かわいさが流行
街でインタビューすると「(写真が)普通じゃないから面白い」「なかなかない加工になって、いい味が出る」「“ひつじのショーン”みたいになる」との意見を集めた、粘土加工アプリ「Remini」。
AIが写真をクレイアニメのような見た目に加工してくれます。
若者からは、「(写真を)どっちかに振り切りたい。中途半端な顔をのせたくなくて、めっちゃカワイイか、めっちゃブスか」と、“美しく盛る”ではなく、“崩す”かわいさが流行の一つとのこと。
また、人以外の写真も粘土加工になるようで、羊のショーンにちなみ、実際の羊の写真を撮ると、ショーン風に加工されるのか『めざましテレビ』では、千葉県成田市にある「成田ゆめ牧場」に行ってみました。
結果は、見事“ひつじのショーン”風に加工されました。加工後の写真をよく見ると、背景の小屋も粘土のようになり、後ろに座っている小さな羊まで“ショーン”風になっています。
SNSから大流行!ミスタードーナツの「ポン・デ・リング」が大変身
「ミスタードーナツ」の「ポン・デ・リング」をフライパンで焼くアレンジレシピの動画が、TikTokで約334万回再生されるなど、SNSを通して若者の間で大流行しています。
街でその味を聞いてみると、「カリカリしていて、おいしいです」「ブリュレみたいで、噛んだらパリッとするけど、ポン・デ・リング特有のモチモチ感は変わらない」と大好評。
「ミスタードーナツ」によると、「両面、約40秒ずつ弱火でじっくり焼く」とよりおいしくなるとのことです。
トレンドのスマホケース・レシート・サンダル 夢のコラボレーション!?原田アナ渾身のシャカシャカスマホケース
続いては、スマホケースの中に入った、アクリルのイラストをシャカシャカと振る女性が。
女性:(机に)ポンと置いたときに(アクリルの)ペンライトと推しの顔が並んでいたら、「おっ!?」となる。
女性:友達の好きなものが一瞬でわかる。
と、自身の携帯に「シャカシャカスマホケース」をつけている人が急増しています。
原田アナが実際に、「シャカシャカスマホケース」がどのように作れるのか挑戦。携帯アプリの「ACRY(アクリー)」を使うと、簡単に作れるそうで…。
- アクリルにする画像を選択し、サイズ・角度を調節
- 切り抜きを好みのレイアウトで発注し、3週間ほどで手元に
- 専用のスマホケースにアクリルをいれる
原田アナは、先輩アナウンサーが切り抜かれたシャカシャカスマホケースを完成させ「先輩たちがシャカシャカ踊っています!夢のコラボレーションです」と喜びました。
ハンバーガー屋さんのエモい写真機が話題に!「白黒がエモい!」
4月にオープンしたばかりの、東京都渋谷区にあるバーガー店「渋谷マムズタッチ」では、連日行列ができています。
ジューシーなチキンをはさんだ「サイバーガーズ」(520円)が絶品なんだとか。
店内のお客にインタビューすると、「ハンバーガー屋さんなのに、写真が撮れるのはすごく斬新で面白いなって思って、やりたいので来ました」とコメント。
そのお目当てとは、店内に1台置いてある「レシート写真機」。
こちらで撮影すると、すぐにレシート用紙に白黒で印刷されるんです。
女性:フレームとかいろいろ選べて、友達とプリみたいに撮れるのはいいな。
女性:白黒がエモい!
写真の無加工なシンプルさがトレンドだそうです。
マシュマロのような踏み心地!エアリー感のある最新サンダル マシュマロのような踏み心地!エアリー感のある最新サンダル
最後は、夏のファッションアイテム「サンダル」をチェック。
女性:モコモコしている感じですかね。
女性:SNSで見て買ったんですけど、ずっとサイズが売り切れていて、やっと予約で買えました。
そんなサンダルが、5月に発売された「ナイキ エア マックス アイラ」(1万4630円)。
その人気の理由を街で聞くと、「エアリー感。ナイキ独特だと思うんですけど、厚底の部分が透明になっているところがエアリーな感じがします。マシュマロ・グミみたいにやわらかいです」と紹介してくれました。
また、最近は厚底サンダルがブームになっているそうで、「UGG(アグ)」が発売している「GoldenGlow」(1万7600円/※一部完売のカラーもあります)も人気の商品だといいます。
6コマ漫画で今日の1日を紹介?LINEの新機能が面白い
「すごいバズっていて、『新しい機能が出た』って見て、せっかくなので使ってみました」「先週くらいに知って、そこから毎日誰かしらに送っています」。
こちらの声は、5月8日にリリースされたLINEスタンプの新機能「スタンプアレンジ」について。
LINEのスタンプ機能は、1度につき1スタンプのみ送信が可能でしたが、最大6個までスタンプを組み合わせて送信が可能になりました。
使い方は簡単で、
- 贈りたいスタンプを長押し、キャンバスにドラッグ
- 多きさ・角度・位置を調節し送信ボタンを押す
女性:LINEスタンプで返事を返すときに、1個だけじゃ面白くないから、組み合わせてつくってます。
また、寝坊してしまったことを、「スタンプアレンジ」で友達に説明しようとしたという男性は…。
男性:この日寝坊しちゃって、友達に説明しようと思って、「やばい寝坊した!」「時間がない!」「朝飯、食えない!」「ムシャクシャしていて!」「ぐったりしちゃって」「だけど、ごはん食えてラッキー!最高!」みいな感じのスタンプを(6個並べて)送りました。6コマ漫画ですね。
と、遊び心のある使い方をしているそう。
スタンプアレンジ機能は、対象のスタンプのみ組み合わせが可能とのことです。
原田アナの調査の結果、レトロな「レシート写真機」から、“ひつじのショーン”風になるAI加工アプリまで、若者の間では、“リバイバル感”と“最先端”のどちらも流行っているようです。
(『めざましテレビ』 2024年5月20日放送より)