中国内モンゴル自治区の歴代壁画展で千年の文化交流に触れる

中国内モンゴル自治区の歴代壁画展で千年の文化交流に触れる

18日、フフホト市ホリンゴル県の後漢時代の墓から出土した「楽舞百戯図」の複製。(フフホト=新華社配信)

 【新華社フフホト5月21日】中国内モンゴル自治区フフホト市の内モンゴル博物院でこのほど、「内モンゴル古代壁画精選展」が始まり、多くの人が見学に訪れている。

中国内モンゴル自治区の歴代壁画展で千年の文化交流に触れる

18日、赤峰市敖漢旗貝子府鎮の喇嘛溝(らまこう)遼墓から出土した「備猟図」。(フフホト=新華社配信)

 自治区内では主に後漢、遼、元の三つの時代の壁画が出土しており、中でも遼代壁画が多数を占める。

 同展は内モンゴルで出土した壁画50点と文化財の逸品10点余りを展示。壁画には主に建物や巻き狩り、移動の様子が描かれ、当時の人々の社会生活や各民族との関係、文化交流の様子を物語っている。(記者/哈麗娜)

中国内モンゴル自治区の歴代壁画展で千年の文化交流に触れる

18日、フフホト市清水河県の塔爾梁五代墓から出土した「朱雀図」。(フフホト=新華社配信)

中国内モンゴル自治区の歴代壁画展で千年の文化交流に触れる

18日、赤峰市敖漢旗四家子鎮の北羊山遼墓から出土した「敬茶図」。(フフホト=新華社配信)

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18日、オルドス市オトク旗の米拉壕墓地から出土した後漢時代の「狩猟図」。(フフホト=新華社配信)

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