レヴァークーゼンのジャカ、シーズン無敗の強さを生んだ理由に監督の手腕を挙げる「細部にこだわることが大事」

写真:ジャカ(右)はシャビ・アロンソ監督(中)の手腕を称賛している©Getty Images

レヴァークーゼンに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカは、シャビ・アロンソ監督が選手時代に得た知識を吸収したいと考えているようだ。

現地時間22日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝のアタランタ戦を控えるレヴァークーゼン。そのチームの中心として加入初年度からけん引したジャカは、イギリス『TNT Sports』のインタビューに応じ、シャビ・アロンソ監督がいかにしてレヴァークーゼンを高みに押し上げたのか語った。

「彼が選手だった頃のレアル・マドリードについていろいろ尋ねたんだ。MFの相方、ストライカー、監督、そしてサッカーにおいて細部へのこだわりがいかに重要か聞いた。負けている時でも冷静にいる心構えが大切で、レアル・マドリードがその好例だろう。それは彼がいなくなった今もそうだ」

「トップチームと競い合いたいなら、細部にこだわることが大事だ、調子が良くない時は落ち着いて、負けている時は結果を出せると信じる必要があるんだ」

ブンデスリーガ最終節でアウクスブルクに勝利し、無敗記録を51試合に伸ばしたレヴァークーゼン。ELとDFBポカールの決勝戦を残しており、シーズン無敗かつ3冠達成という偉業を目指している。

ジャカはこのチームの強さを生み出した要因に、シャビ・アロンソ監督が対等な競争の場を与えたことを挙げており、このように続けた。

「彼は誰が年上で年下か、もしくは誰がこれまで多くの試合に出場してきたかといった選手の名前や地位を気にするような監督ではない。彼はいいトレーニングをしている選手が、試合でプレーするに値するか常に考えている」

「そしてすべての選手に、チームにとって自身の重要性を証明するチャンスを与えている。さまざまな性格や国籍、言語を持つ選手が在籍しているので、管理するのは非常に難しいと思う。でも、彼は選手としての経験があり、全員に自信を与えることができるんだ。だから今回のようなパフォーマンスができたんだ」

© 株式会社SPOTV JAPAN