姉妹でアナウンサー! 斎藤真美アナの私生活は「人見知り根暗ネガティブ人間」

朝日放送テレビが運営するWEBサイト『ABCマガジン 』では、俳優・タレント・アナウンサーなどへのさまざまなインタビューを実施しています。

今回は朝日放送の元アナウンサー・喜多ゆかりさんが、さまざまな番組で活躍するアナウンサー・斎藤真美さんにインタビューを行いました。

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こんにちは!日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。

今回は、ABCテレビ『なるみ・岡村の過ぎるTV 』『 おはよう朝日土曜日です 』や友近さんとの楽しいドライブも話題の『 ほな行こcar!~寄り道ドライブ~ 』などに出演する斎藤真美アナウンサーのインタビュー前編をお届けします。

テレビでは、いつも笑顔溢れる斎藤アナですが、実は自称「人見知り根暗ネガティブ人間」だというのです。いったいなぜ!?

元MBSアナウンサーのお姉さんのことや思い出のお仕事などについても聞きました。

©ABCテレビ / Via abc-magazine.asahi.co.jp

――アナウンサーもSNSを利用している方が多いですが、斎藤さんはやっていないですよね?

確かにSNSをしているアナウンサーは多いですね。していない方がマイノリティになっていて私もびっくりしています。アナウンサーのSNSというと、自身で発信したいことがある方や、自己プロデュースの才能がある方、いろんな方と繋がりたい方がされるイメージです。

それで言うと、私は周りに知ってほしいものを選ぶセンスも無いし、自己プロデュース能力は皆無、リアルでもネット上でも人見知りだから私にはまだSNSを始める資格は無いと思っていて手を出していません。

妄想上ですが、もしSNSを始めたら何の写真を上げるかなって考えてみたんです。やっぱり好きなものですよね。ゲーム、お酒、あと遠出して見かけた船や科学館、ブルース・リーのグッズとかですかね。多分、私を含め人物はアップしないんじゃないですかね。

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――小さい頃はどんなお子さんでしたか?

小学生の頃は“ネアカ”を具現化した様な子供でした。夏休みは毎日プールに行って真っ黒に日焼けし、放課後にクラス中の友達を廊下に呼び出して全力でオリジナルのダンスを披露したり、ドッヂボールや鬼ごっこに明け暮れて常に膝を擦りむきながら家に帰っていましたね。

女らしさや色気というものは昔から無くて、ディズニー映画を見てもプリンセスではなく力を持った魔女や魔神に憧れていました。なりたい職業は宇宙飛行士、なりたい人物はブルース・リーでした。

だから、中学生ごろにイケメンアイドルやお化粧に興味を持った周りの女の子たちと急激に話が合わなくなって心を塞いでしまい『人見知り根暗ネガティブ人間』の私のベースが完成しました。

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――なぜアナウンサーになったのですか?

これは、以前MBSでアナウンサーをしていた姉の影響が大きいです。物心ついた時から4つ上の姉のことが大好きでとにかく憧れていました。綺麗で面白くて賢くて、少し変わり者なところとか最高です。

だからそこそこ大人になるまでずっと「いつか自分に恋人ができても家族を紹介したら、その人は姉に夢中になるんだろうなー」と半ば諦めに近い心配をしていたくらいです。

そんな姉がアナウンサーの試験に受かったと私が高校生の時に聞いて、今まで考えたことも無かったアナウンサーという職業が身近になり憧れになりました。そしてそこからアナウンサーという職業について意識するようになったんです。

私自身、テレビもラジオも芸人さんも大好きだったのと、人の話を聞くのがとにかく好きだったから、いろんな方々の魅力を引き立てられる様なアナウンサーになりたい! という思いが強くなりました。

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――アナウンサーになっていなかったら、何になっていたと思いますか?

学生のときは『モノ作り』ができる仕事に就きたいと思っていました。大小にかかわらず機械を作ったり研究したりという職業に憧れました。それで、大学は工学系の学部を選んだんです。

大学4年生の時に1年間、研究室に引きこもってひたすら燃料電池の研究をしたのが楽しかったので、今でも研究職の方への憧れは止みません。

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――アナウンサーをしていて、一番思い出深いインタビューやロケはなんですか?

10年以上この仕事をしていると思い出深いものが多すぎて選ぶのが難しいですね。

初めて芸能インタビューをさせていただいたのがコブクロさん、2回目が関ジャニ∞さん(当時)、3回目がトム・クルーズさんだったのは衝撃でした。

若手アナウンサーの無茶振りからトムを守ろうと通訳する戸田奈津子さんに、度肝を抜かれたのも良い思い出です。

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番組で言うと、『格付けチェック』のアシスタントを、元ABCアナウンサーでフリーになられた赤江珠緒さんから引き継いだ時はずっとドッキリじゃないかと思っていましたし、去年リポーターとして初めて関われた憧れの『M-1グランプリ』は夢の中にいる様でした。

でも、仕事でツラい時にいまだに「あの仕事を完遂できたから今回も大丈夫!」と思えるのは、入社一年目の時に走った神戸マラソンですね。

運動が苦手な上に他の仕事で練習時間があまり取れない中、「これを走り切らないと2度と仕事が貰えない!」と思い、根性だけで走り切ったフルマラソンは、一生自分の中の勲章です。

(インタビュー後編へつづく)

※本記事は朝日放送テレビ株式会社が運営する『ABCマガジン 』の記事を再構成して配信しています。

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