細川たかし 新曲「男船」のジャケット写真で話題のドクロジャージを着用

ド派手なジャケット写真

演歌歌手・細川たかしが22日に新曲「男船」を先行で配信スタート。このジャケット写真がSNSで話題になったあのジャージを着用した斬新なものとなっている。

新曲「男船」は、北海道・江差を舞台に、津軽三味線とトランペットを中心に力強さと哀愁感を表現し、母親を想いながら荒波に立ち向かう漁師の男心を唄っている。来年、芸道50年周年を控え、今の細川の唯一無二の個性としての力強さと抜けの良い優しさを強調した本格演歌だ。

今回、使用されたジャケット写真が大きくドクロ柄がデザインされたインパクトのあるウェアだ。趣味のゴルフがプロ級の腕前として有名な細川だが、私服ではゴルフウェアを着ることが多いという。今作で着ている上下セットアップのジャージも細川のお気に入りゴルフブランドの一つで、価格はなんと13万円以上する高級ブランドである。

このジャージが話題になったのは今年1月で写真週刊誌に掲載されたのがきっかけ。会館を後にする写真が掲載されると、SNS上では、ステージ上の着物姿の演歌歌手・細川とのギャップと、そのインパクトの強さにより、ジャージ姿の細川をコラージュした画像が大量に作成され大バズリする現象となった。さらに細川公認の弟子であるレイザーラモンRGは、師匠とおそろいのジャージを即購入し同じポーズで撮影した写真を自身のSNSに投稿して話題になるなど、細川本人が全く予期していない反響を巻き起こした。

スマホを持たない細川はこのバズリについては全く把握していなかったが、スタッフから詳しい状況を聞くと、自身の新曲ジャケットのためにこのジャージを着て撮影することを提案。そして「男船」のタイトルにふさわしく、激しい荒波の中を大小たくさんの細川たかしが突き進む、かつてないデザインのジャケット写真が完成した。

当初は7月にCDリリースを予定していたが、少しでも早くファンに届けたい細川本人の強い要望により、配信先行で発売することが決定。既に自身のコンサートでは「男船」を披露しているという。このジャージ姿で新曲を披露する日が来るのか注目される。

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