ゲンバを歩く 食品包装機のゼネラルパッカー 「南工場」新設、海外向け大型機種生産 ペットフードやレトルト用強化 非破壊検査残存酸素測定器輸入販売に力

本社「南工場」の外観

 食品用包装機メーカーのゼネラルパッカー(本社北名古屋市)は2022年8月、本社南側へ「南工場」を新設した。稼働により、本社工場全体の製造スペースは従来比1.5倍の約3千平方メートルに拡大。生産能力も5割近く向上した。新工場では海外向けを中心とした大型包装機や、同社にとって新分野であるレトルト食品用包装機の組み立てを行い、成長市場への対応を強めている。(尾張・吉川英司)

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