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女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の評価がグングンと上昇している。17日放送の第35話の平均世帯視聴率は同作最高を更新する17・6%をマークした。伊藤の株も右肩上がりだが、それを見越していたかのように民放各局や動画配信サービスがオファーを検討しているという。
まずはテレビだ。
「テレビ朝日とTBS、フジテレビが検討しているのはやはり、ドラマです。特にTBSは看板の『日曜劇場』のヒロインで、本気。出色なのは日本テレビです。バラエティー番組MCに浮上しています。『虎に翼』が放送終了した後の10月期以降にGP帯(ゴールデン・プライムタイム=午後7~11時)の新番組MCだそうです」(芸能プロ関係者)
動画配信サービスもエージェントを通じ、伊藤サイドに接触を図ろうとしている。
「ネットフリックスやAmazonプライム・ビデオ、ディズニー・チャンネルなどです。なかでもディズニーは、俳優にしてプロデューサー業もしている真田広之さんが伊藤さんの演技にほれ込み、自らがプロデューサーを務める次回作にヒロインとしてのオファーを画策しているといいます。真田さんは、日本を代表するハリウッド俳優で現在、ヒットしている『SHOGUN 将軍』では主演兼プロデューサー。NHKの大河ドラマと朝ドラのファンでもあり、両作のオンエアをチェックしています」(別の芸能関係者)
「虎に翼」は、もともと強い人がさらに強くなることを指す。伊藤は朝ドラで評価を得た〝虎に翼〟になろうとしている。
(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)