阪神・岡田監督 バッテリーに「いや、対策してないやろ」「結局、攻め方よりもカウントの入り方やん初球の」【一問一答】

 選手交代を告げる岡田監督(撮影・市尻達拡)

 「広島6-2阪神」(21日、マツダスタジアム)

 阪神は2位・広島との首位攻防初戦に敗れ、ゲーム差を0.5に縮められた。先発の村上は3戦連続で初回に失点すると、三回には末包に3ランを浴びるなど5回自己ワーストタイの5失点で自身ワーストの3連敗。岡田監督は「いや、対策してないやろ」とバッテリーに苦言を呈した。岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -村上は本調子ではなかった。

 「そら、調子悪かったんやろ。そういうことやん。これで調子いい言われたら困るよ」

 -今までこういう投球はなかった。

 「結局、攻め方よりもカウントの入り方やん初球の。それでもう、自分の組み立ても何もでけへんようになってしまうから」

 -バッテリーも対策はしている。

 「いや、対策してないやろ。してないからそうなるんやんか、そんなもん。対策してたら初球ボールとかでちょっと様子見たりして入るやん、勝負球でいくとか。簡単にカウント球で、初球ぽーんっていったのが全部やられて、自分のリズムっていうか、それで投げられへんなってしまう」

 -ああいう展開になると打つ方も

 「そらきついよ」

 -初回にチャンスはあった。

 「そらお前、中軸が打たんから。1本でも出とったらいいけど、点が入れへんわな。あのへんが打たんと」

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