前面展望「京王よみうりランド駅」から「稲城駅」【駅ぶら】06京王電鉄307 相模原線27

※2023年4月撮影

トップ画像は「相模原線」下り前面展望。「京王よみうりランド駅」を出発して「稲城駅」にむかいます。断続的に「多摩丘陵」の「多摩川」側の崖下を西に進みます。

しばらく直線です。

※2023年4月撮影

右にカーブし始めます。

※2023年4月撮影

地図で見るとほぼ東西だった「京王よみうりランド駅」からこの右カーブで少し北に方向を変えます。

※2023年4月撮影

南側にも傾斜地に住宅がありますが、北側は多摩川まで平なのでビッシリ住宅街が広がっています。

※2023年4月撮影

直線になって北東に向かいます。

「京王よみうりランド駅」から「稲城駅」までの駅間は、1.6km。

※2023年4月撮影

今度は左にカーブして「相模原線」は南西に方向を変えます。その頂点に「稲城駅」があります。

※2023年4月撮影

上り電車とすれ違います。「東京都交通局10-300形」電車です。

※2023年4月撮影

「都営地下鉄」は多様な軌間の車両を運用しています。「京王線」に乗り入れている「新宿線」は、京王電鉄と同じ1,372mm。「京急線・京成線」と相互乗り入れしている「浅草線」は、1,435mm。「大江戸線」も標準軌(1,435mm)です。そして「東京メトロ南北線」と一部区間を供用する「三田線」は、1,067mm。何と3種類の軌間を運用している極めて珍しい鉄道会社(地方公営企業)なのです。

※2023年4月撮影

「稲城駅」が見えて来ました。

※2023年4月撮影

正に丘陵エリアに作られた切り通しにホームがあります。

ホームも左カーブしています。

※2023年4月撮影

駅の西側に貨物列車専用の「JR武蔵野南線」の高架があります。

※2023年4月撮影

余談ですが、筆者は、この貨物専用線で旅客運用される「臨時特急 鎌倉」の「西国分寺駅」「横浜駅」間に乗りたいのですがまだ果たしていません。いまだにJR線完乗ではないのです。まぁ、貨物専用線の大半がトンネルなのですが。(笑)

では「稲城駅」に降ります。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)

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