男子日本代表 初戦はアルゼンチンに逆転勝利

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子予選ラウンド第1週リオデジャネイロ大会が開幕し、日本(FIVBランキング4位)は、現地5月21日(火)にアルゼンチン(同6位)と対戦し3-1で勝利した。

クラブシーズンが長引いた影響を考慮し、調整を続けている石川祐希主将と髙橋藍をメンバーから外して第1週に臨む日本は、初戦でパリオリンピック出場権獲得を目指すアルゼンチンと対戦した。

第1セットはアルゼンチンに先行を許すも、中盤に富田将馬の3本のサービスエースを含む連続得点で逆転に成功。そのあと連続失点で逆転されたが、終盤に西田有志の連続得点で再び逆転。ジュースにもつれ込むと、最後はアルゼンチンに押しきられ先取された。

第2セットは中盤に小野寺太志のクイックや、途中出場した宮浦健人のスパイクなどで抜け出した日本が奪い返すと、続く第3セットも序盤に連続得点、中盤に西田のサービスエースなどでリードを広げて連取した。

第4セット、序盤に西田の連続得点などで先行すると、中盤に粘り強い守備から富田がバックアタックを決めるなどリードを広げる。あとがなくなったアルゼンチンも追い上げを見せるが、日本は最後に甲斐優斗がスパイクを決め、初戦を勝利で飾った。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各国で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定する。また今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあり、予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって出場国が決定する。日本の男子は、昨年行われたFIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第1週リオデジャネイロ大会

日本(FIVBランキング4位) 3-1 アルゼンチン(同6位)

(24-26,25-22,25-23,25-19)

■日本の第1セットスターティングメンバー

富田、山内、西田、甲斐、小野寺、関田、リベロ山本

■日本のトップスコアラー(上位3人)

西田 24得点(アタック23得点、サーブ1得点)

甲斐 17得点(アタック16得点、ブロック1得点)

山内 14得点(アタック9得点、ブロック4得点、サーブ1得点)

富田 14得点(アタック10得点、ブロック1得点、サーブ3得点)

■日本の次戦(予選ラウンド第2戦)

5月23日(木)17:30(日本時間翌5:30)

対戦相手:セルビア(FIVBランキング9位)

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

BS-TBS 5/24(金)21:00〜

U-NEXT 5/24(金)5:20〜

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

VNLに臨む男子日本代表選手のインタビューや対談などが掲載された
月刊バレーボール2024年6月号販売中 ご購入はこちら

The post first appeared on .

© 日本文化出版株式会社