マイクロソフト、AIソフト開発支援の新ツール発表

Max A. Cherney

[シアトル 21日 ロイター] - 米マイクロソフトは21日、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」対応の人工知能(AI)関連ソフトウエア開発を手助けする新たなツールを発表した。

この分野で競合するグーグル親会社アルファベットやアマゾン・ドット・コム、アップルなどに対抗する狙いだ。

マイクロソフトのサティヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、シアトルで開いた開発者会議で、開発者が同社の提供するAI技術をより簡単に利用できるようになる新たなアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を売り込んだ。

開発者の生産効率を促進する同社の生成AIツール「ギットハブ・コパイロット」は現在、180万人に利用されているという。

また同社は、生成AI「コパイロット」の詳しい新機能も披露。オンライン会議用アプリ「チームズ」や電子メールなどのより効率的な利用が可能となる。

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