チャールズ国王、がん診断以来初の海外訪問へ カミラ王妃、ウィリアム皇太子ともにフランスへ

英国のチャールズ国王が、がんと診断されて以来初となる海外での公務に向かう。治療中の国王が、ノルマンディー上陸作戦80周年記念行事のため、ウィリアム皇太子や第二次世界大戦退役軍人らと共にフランスのノルマンディーを訪れる予定だという。

体調が心配されていた国王だが、6月6日に英国ノルマンディー記念碑で開催される式典にカミラ王妃と共に出席することが王室から発表された。

がん治療のため一時は公務から退いていた国王だが、4月30日には正式に公務を再開。王妃と共にロンドン内にあるがん治療センターを訪れた。その後も王室工兵隊のスタッフや家族を訪問し、ウィリアム皇太子を新たな軍事的立場に任命するなど、単独でも対外行事を行っている。

また、16日に開催されたガーデンパーティーの中で、カミラ王妃は招待客に国王が「回復」してきていると伝えていたことが報じられていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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