バイエルンが新指揮官選定でまたもピンチ チェルシーとコンパニ監督の争奪戦

バーンリーのバンサン・コンパニ監督(ロイター)

ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンがまたもピンチに追い込まれた。今季限りで退任したトーマス・トゥヘル監督の後任を探している中、英「SKY」など各メディアはイングランド・プレミアリーグから同チャンピオンシップへの降格が決まっているバーンリーのバンサン・コンパニ監督(38)と接触した。

Bミュンヘンは来季に向けてドイツ1部レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の引き抜きを画策するも本人が残留を宣言。続いてドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督にアタックしたが、断られてしまった。さらにオーストリア代表のアルフ・ラングニック監督にオファーを出したものの、交渉失敗。ドイツ紙「ビルド」は「これまででもっとも恥ずかしい監督探し」と報じていた。

そんな中、ベルギー代表として活躍した現役時代にドイツでプレーし、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・シティーにも所属したコンパニ監督に白羽の矢を立てたが、英メディア「BBC」によると、同リーグのチェルシーが契約解除した名将マウリッシオ・ポッチェティーノ監督の後任としてコンパニ監督らが浮上しているという。

再び〝ライバル〟が出現。ここまで苦戦が続く名門クラブは来季に向けて新監督を選定することができるだろうか。

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