クリミア最後のロシア巡航ミサイル搭載艦を破壊、ウクライナ発表

[21日 ロイター] - ウクライナ軍は21日、先週末に実施した作戦で、ロシアがクリミア半島に配備した艦艇のうち最後の巡航ミサイル搭載艦を破壊したと明らかにした。

ウクライナ軍は19日に行った長距離攻撃でロシア海軍の掃海艇を破壊したとした上で、他の被害について確認する時間が必要としていた。

参謀本部は21日、セバストポリで19日にロシアのミサイル艦「ツィクロン」を攻撃したと発表。ウクライナ海軍はその後、同ミサイル艦が「破壊された」と明らかにした。

ウクライナ軍報道官によると、ツィクロンはロシアがクリミアに配備した最後の巡航ミサイル搭載艦。

ロシア側は現時点でコメントしていない。

ロシア国防省は19日、クリミア上空で長射程の米国製ミサイル「ATACMS」9発を撃墜したと発表していた。

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