トランプ氏、避妊禁止には賛成せずと明言 バイデン陣営批判受け

James Oliphant

[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、避妊の禁止には賛成しないと述べた。これに先立ちトランプ氏が行った発言に対して、バイデン陣営から避妊具の制限を検討することを示唆しているとの批判が出ていた。

トランプ氏はSNSトゥルース・ソーシャルで「これまでも、そしてこれからも、避妊への制限を主張することはない」と明言した。

トランプ氏はこの日早朝に行ったKDKAニュースとのインタビューで、避妊具を使用する権利に対するいかなる制限も支持するかと質問された。これに対して「われわれはそれを検討している」と述べ、「これに関してすぐに方針を定めるつもりだ。皆さんにとって興味深いものになると思う」と語っていた。

いわゆるモーニングアフターピルと呼ばれる緊急避妊薬もこれに該当するかとの質問に対し、「状況は各州で大きく異なる。州によっては他の州とは異なる政策を取るところもあるだろう」と答えた。

バイデン陣営はすぐさまトランプ氏の発言についてソーシャルメディアXに投稿し、トランプ氏が避妊薬の使用を制限すると発言したと指摘した。

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