「クロマグロ」200キロ級も…境港で今季初水揚げ 1100トンの水揚げ見込む 「すごいデカい…」さっそく店頭に

マグロのシーズン到来です。
全国有数のクロマグロの水揚げを誇る鳥取県境港市の境港で21日、今シーズン初めての水揚げがありました。

境港魚市場によりますと、この日、およそ150本、20トンのクロマグロが水揚げされました。

2023年より4日早い水揚げです。

重さは、1匹あたり70キロ~200キロで、例年より大きめのものが多いということです。

シーズンの幕開けを告げる初水揚げに、漁港は一気に活気づきました。

境港天然本マグロPR推進協議会 島谷憲司 副会長
「例年よりかなり早く初水揚げになりました。単価的にも皆さん買いやすい安定した値段になろうかと思います。ぜひ皆さんに味わっていただければと思います」

今シーズンのマグロ漁は、7月中旬ごろまで、前年並みのおよそ1100トンの水揚げを見込んでいます。

そして早速、市内の店では120キロオーバーのマグロ2本を仕入れ、水揚げからわずか2時間後には店頭に並びました。

お客さん
「すごいデカいですね」
「嬉しいなと思いますよね、こんな大きなのがね、境港に揚がるのはね」

大きさもさることながら、気になる初物のお味は…?

松原佑基キャスター
「身がキラキラしています。いただきます。上品な脂身、そのあとにマグロのうまみがグワーっと押し上げてきますね」

PLANT5 鮮魚バイヤー 梅田和光さん
「色々物価高で、色々なものが値上がりしてますけど、出来る限り買いやすいお求めやすい価格で、もちろん品質も落とさずに、いろんな買いやすい形で提供させていただこうと思っております」

例年に比べ、身質、脂の乗りともによく、味わいも濃厚とのこと。今年も美味しいマグロが食卓に並びそうです。

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