スーパーマーケット/4月の既存店売上1.8%増、14カ月連続のプラス

オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会は5月22日、スーパーマーケット販売統計調査3月実績(速報版)を発表した(集計企業270社)。

<4月実績>

総売上高は、1兆158億1172万円(既存店前年同期比1.8%増)で、14カ月連続のプラスとなった。うち食品合計は9251億3155万円(1.8%増)、非食品645億5947万円(1.2%増)、その他261億2125万円(3.0%増)だった。

食品合計のうち、生鮮3部門合計3470億2597万円(1.3%増)、内訳は、青果1408億5744万円(4.4%増)、水産878億7881万円(1.5%増)、畜産1182億8972万円(2.2%減)となった。

総菜は1057億3885万円(2.6%増)、日配は2031億3607万円(1.4%増)、一般食品は2692億3066万円(2.4%増)となっている。

4月は昨年と比べ週末が1回少なく、年金支給日の15日が月曜日で週末にかからなかったことなど、曜日めぐりとしては厳しいものがあったという声が目立ったという。

また、4月前半は雨が多く、中旬以降は気温が上昇したものの急に冷え込む日も多く、乱高下する気温に涼味かホットか、品ぞろえに苦心したとのコメントも各社からあがった。

青果が生育遅れで相場高、水産はホタルイカが豊漁、畜産は円安で輸入肉が高騰。惣菜は行楽需要と天候要因で好不調がわかれた。

■スーパーマーケットの関連記事
ヤオコー/目標年商26億円「武蔵浦和店」オープンで浦和ドミナント強化

© 株式会社流通ニュース