税関で押収されたブラインドボックス。（資料写真、大連＝新華社配信）
【新華社大連5月22日】中国遼寧省の大連周水子空港税関でこのほど、無申告通路を通った入境者の手荷物からアニメやゲームのカードが入った「盲盒」（ブラインドボックス）1055組が見つかり、押収された。所持者は営利目的で代理購入したと認めている。押収品は関係部門に引き渡され、さらなる処理が進められている。
手荷物検査の画像にカード状の物が大量に写ったことから開封して調べたところ、紙箱の中のブラインドボックス1組につき6枚のカードが入っており、合計枚数は6330枚に上った。
税関で押収されたブラインドボックス。（資料写真、大連＝新華社配信）
中国の税関行政処罰実施条例第7条は、隠匿、偽装、無申告、虚偽申告あるいはその他の方法で税関の監督管理から逃れ、国が輸出入を禁止または制限する貨物、物品あるいは法に基づき関税対象となる貨物、物品について、運送、携帯、郵送による持ち出し、持ち込みを行うことを密輸行為と定めており、法的責任が問われる。（記者/崔師豪、張博群）
