佐々木蔵之介、日本ダービー直前にワクワク「調べたり悩んでいる時間が楽しい」

オープニングセレモニーに出席した佐々木蔵之介【写真:ENCOUNT編集部】

武豊とキズナの物語に感動「胸に込み上げるものがありました」

俳優の佐々木蔵之介が22日、大丸東京店で行われた『JRA 70周年記念展示~人と馬の物語~』(同所にて6月4日まで開催)のオープニングセレモニーに出席した。

同展では、人と馬の物語を切り口に、中央競馬の歴史を駆け抜けた名馬たちを紹介。そのほか各種記念品の展示やパネル展示(中央競馬年表・イクイノックス特集・血統の歴史)や、ここでしか手に入らないオリジナルグッズを販売する。

本年のJRA年間プロモーションキャラクターを務める佐々木は、白毛初のGI馬となったソダシの像を引いて報道陣の前に登場すると「昨日、家でテレビを見ていたら“僕が映ってる!”と思って、CM出稿も多いから、今週(日本ダービー)に向けて盛り上がってきているなと感じますね」と目を輝かせ、競馬ファンも今まさに予想を楽しんでいる期間になるが、佐々木も「この調べたり悩んでいる時間が楽しいですね。ずっと考えてられます」と共感した。

また、同展の音声ガイドでナレーションを務める佐々木は「人と馬の関係のドラマを全部で6本あるんですけど、どのドラマも熱いものがあって、胸に込み上げるものがいっぱいありました」とし、「1番覚えているのは、一昨日(イベントで)武(豊)さんと会ったんですが、キズナと武さんの物語ですね。武さんが初めてといっていいくらいのスランプがあったけど、『僕はキズナと一緒に帰ってきました』と。キズナと(2013年の第80回日本ダービーを)勝ったというドラマも興味深いですね」としみじみと語った。

さらに、芦毛の怪物“オグリキャップ”のラストランをスタンドから観戦している感覚を体感できる「サウンドVR」を一足早く体験したという佐々木は「ヘッドホンをしながら自分が移動すると、その位置を分かってくれているのかな。歓声や馬の足音などの音響が変わるんですよね。まさにそこで体感できるようなものでしたね」と絶賛。「最後の17万人のオグリコールを、この大丸で体感できるんですよ。これはすごいですよね」と興奮気味に語った。

なお、JRAと同じく今年開業70周年を迎える大丸東京店では、同展の開催に合わせて18種類のお弁当の中から販売個数が1位、2位になるものを予想する“お弁当ダービー”も行われるが、お弁当の一覧を手にした佐々木は「叙々苑のサーロインパクト強そうやなあ(笑)。ギュウタンテイオーまであるな。肉が多いけどツキジノテイオーは魚ですね。シャリアピンテイオーまでありますよ(笑)。テイオー多いなあ」と興味津々だった。ENCOUNT編集部

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