大谷、スタントンも超える「195.5キロ」超弾丸ライナーが炸裂 201cm大男の衝撃パワーに球場騒然

パイレーツのオニール・クルーズ【写真:Getty Images】

パイレーツのクルーズが記録

米大リーグ・パイレーツのオニール・クルーズ内野手が衝撃の一打を放った。21日(日本時間22日)に行われた本拠地ジャイアンツ戦。初回の第1打席で右前打をこの打球速度が120.4マイル(約193.76キロ)に達し、今季MLB最速の打球となった。さらに9回にはそれをも上回る121.5マイル(約195.5キロ)の弾丸ライナー。米ファンからは「狂ってる」「とんでもないね」といった驚きの声が上がっている。

まさに火を噴くような打球だった。初回2死走者なしで打席に入ったクルーズは右腕ローガン・ウェブが投じたチェンジアップに反応。けたたましい音を残したボールはあっという間に右翼線を破った。打球が速すぎて、クッションボールはすぐに右翼手のもとへ。クルーズは一塁どまりになった。打球速度は120.4マイル(約193.76キロ)を記録し、今季MLBでは最速となった。

さらに9回2死一、三塁の打席では、打球速度121.5マイルの同点適時二塁打。衝撃的な打球速度で観客を騒然とさせた。MLB公式Xでもそれぞれの動画が公開され、米ファンからは「素晴らしい」「気をつけろ」「ワオ、とんでもないね」「一塁手の幸運を祈るよ」「今まで見た中で最高のシングルヒットだ」「120マイル!それは狂ってるよ」「おいおい!この男には何ができないんだ!」「オオタニがすぐに破ってくれるさ」といった反響が寄せられている。

ドジャースの大谷翔平、ヤンキースのジャンカルロ・スタントンら衝撃的な打球速度を誇る一流打者の数値をも上回ったクルーズ。身長201センチの大男で、2022年に122.4マイル(約196.9キロ)の安打を放ち、MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」が導入された2015年以降のMLB最速記録を生んだ選手でもある。

THE ANSWER編集部

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