八街で飲酒運転、千葉県職員を停職処分 「知人を早く自宅に送り届けたかった」 出先機関幹部の男性

千葉県庁

 千葉県は21日、八街市内で飲酒運転をしたとして農林水産部出先機関の主幹級男性職員(59)を停職6カ月の懲戒処分にした。

 県によると、男性職員は2月9日夜、八街市内の飲食店で知人と飲酒し、乗用車を運転して帰宅する途中、同市内の県道で佐倉署員から停車を求められ、呼気検査の結果、酒気帯び運転で摘発された。4月3日に道交法違反(酒気帯び運転)の罪で佐倉簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、納付した。

 男性職員は当日、職場から一度帰宅して車で飲みに出かけた。焼酎4杯を飲み、運転代行を頼もうとしたが「時間がかかるため、車で帰途についた。知人を早く自宅に送り届けたかった。申し訳ありません」と述べているという。

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