男の家からは拳銃見つからずモデルガン十数丁を確認 発砲音騒動から男が公務執行妨害現行犯逮捕された事件【熊本発】

5月20日に熊本市中央区のアパートで「発砲音がした」などの通報を受け、住人の男が公務執行妨害で現行犯逮捕された事件の続報だ。男の部屋から拳銃は見つからず、警察は男がモデルガンを使って音を鳴らしたとみている。

男の部屋からは本物の拳銃見つからず

この事件は、5月20日午後1時ごろ、熊本市中央区出水4丁目のアパートで「拳銃のような発砲音がした」「窓から拳銃のようなものを出しているのを見た」と通報を受け、警察が出動。約4時間後に、住人で中国籍の石雷容疑者が警察官にハサミを突き付けたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕されたものだ。

警察は、男の部屋でモデルガン十数丁を確認したが、本物の拳銃はなかったということだ。警察は、石容疑者がモデルガンを使って音を鳴らしたとみている。

また、石容疑者はハサミを突き付けた行為について「公務執行妨害に当たるとは思っていない」と容疑を一部否認しているが、その後、動機については「知らない人が入ってきたから」と供述しているということだ。

警察は5月22日に石容疑者の身柄を熊本地検に送る。

(テレビ熊本)

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