暴力団組事務所を家宅捜索 男性の顔面を殴りケガさせた傷害容疑で組員ら2人を逮捕 広島県警

先月、広島市で暴力団組員ら2人が40代の男性に暴行をした疑いで逮捕された事件を受け、県警は22日朝、組事務所を家宅捜索しました。

家宅捜索を受けたのは広島市中区三川町にある指定暴力団共政会片山組の事務所です。
警察の調べによりますと共政会系の暴力団員、岡統将(おか とうま)容疑者(20)は無職の飛弾颯馬(ひだ ふうま)容疑者(22)と共謀し、先月29日、広島市中区銀山町の路上などで、面識のない40代の男性の顔面を数回殴るなどして打撲やねんざなど全治3週間のケガをさせた疑いが持たれています。

被害に遭った男性から警察に通報があり事件が発覚したもので、男性は飲食店で食事後、事件現場を歩いていたところ2人とトラブルになったということです。
警察の調べに対し、岡容疑者と飛弾容疑者はいずれも黙秘しています。
警察はトラブルの原因など事件の詳しい経緯を調べています。

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