横手市立病院で薬品盗難被害か 睡眠導入剤など紛失 /秋田

秋田朝日放送

横手市立病院で睡眠導入剤などまとまった量の薬が紛失していたことがわかりました。盗難の恐れもあるとして警察に被害届を出しています。

病院によりますと3月29日、前日に卸業者から納品された睡眠導入剤1箱がなくなっているのに薬剤科の職員が気づいたということです。それを受け在庫を確認したところ睡眠導入剤など複数の種類の薬が紛失していることがわかりました。盗難の恐れもあることから病院では当初から警察に相談していて、今月2日に被害届を出したということです。薬は1階の薬剤科の部屋で管理していて必ず人がいる日中は鍵をかけていませんが、無人になる夜間は施錠されています。必要に応じて救急外来の担当者などが入室することはありますが、必ず2人以上で入るようにしていて複数の防犯カメラも設置されているということです。今回紛失した薬は麻薬などのように鍵付きの金庫で管理する対象ではないものの、セキュリティ対策の強化など検討する必要があるとしています。

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