より深い想像力導く 「白と黒の世界」展

島根県益田市にある島根県立石見美術館で、水墨画やモノクロ写真を紹介する「白と黒の世界」展が開かれています。

「白と黒の世界」展には県立石見美術館が収蔵する日本の水墨画や海外のモノクロ写真など、26点が展示されています。

横山大観の「水温む」。
墨の濃淡を巧みに活かして描かれ、春の温もりを感じさせます。

他にも1950年代、「ヴォーグ」の主任写真家となって活躍したリチャード・アヴェドンの代表作「ドヴィマと象」、同じく「ヴォーグ」のカメラマン、ウィリアム・クラインの「オペラ劇場+顔のない人々、パリ」など、モノクロの表現ならではの深い意味合いを感じさせる作品が並びます。

「白と黒の世界」展は、益田市の島根県立石見美術館で6月2日までです。

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