サッカー=ドイツ代表クロースが現役引退へ、ユーロ終了後に

[マドリード 21日 ロイター] - サッカーのドイツ代表MFでスペイン1部のレアル・マドリードに所属するトニ・クロース(34)が21日、6月開幕の欧州選手権(ユーロ)終了後に現役を退くと発表した。

すでにスペイン1部優勝を決めているレアルは、25日にベティスをホームに迎える試合が今季最後の国内リーグ戦。6月1日にウェンブリー競技場でドルトムント(ドイツ)と欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えるが、これがレアルの選手として見納めとなる。

クロースは2014年にレアルに加入し、ここまで463試合に出場。CL優勝4回を含め、20を超えるトロフィーを獲得し、クラブ120年の歴史で最高に輝いた選手の1人と称される。今季が契約の最終年だった。

インスタグラムで「この夏、ユーロ終了をもって私の現役生活は終わりを迎える。常に話してきた通り、レアル・マドリードが自分にとって最後のクラブとなる」とコメント。「2014年7月17日、レアルの一員として紹介されたあの日を堺に人生が変わった。エキサイティングで成功に満ちたこの10年間を忘れることは決してないだろう」とつづった。

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