激高ヌートバーが初退場「判定に納得いってないのでしょう」 開始9分、思わぬ展開に困惑の声

オリオールズ戦、球審に抗議するカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】

本拠地オリオールズ戦

米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が、21日(日本時間22日)に行われた本拠地オリオールズ戦の初回にキャリア初の退場処分を受けた。「2番・右翼」で出場。第1打席で際どいコースをストライク判定されたことで三振に倒れ、その後ベンチにいたヌートバーに球審が宣告。球審のもとに駆け寄って怒りの表情を見せた。試合開始から約9分での出来事だった。

初回、内角の際どい球を見逃して三振に倒れたヌートバー。続く3番ゴールドシュミットの打席の際、球審がベンチにいるヌートバーに退場を宣告した。ヌートバーは球審のもとに駆け寄り、顔を突き合わせて猛抗議。珍しく怒りの表情を見せ、オリバー・マーモル監督が間に入って球審に詰め寄った。ヌートバーは最後、ダニエル・デスカルソコーチになだめられるようにしてベンチへ戻った。

このシーンで米メリーランド州地元局「MASN」の実況席も騒然。解説ベン・マクドナルド氏が「カージナルズのダグアウトの誰かが退場させられました! たった今、三振に倒れたラーズ・ヌートバーだ!」と気づくと、実況のケビン・ブラウン氏も「ええ、彼は先ほどのインハイのストレートの判定に納得がいってないのでしょう」と困惑気味に伝えた。

一方でブラウン氏は「ただ、見返してみると(オリオールズの)ガーナー・ヘンダーソンもボール球をストライクコールされています」と相手側にも似たようなジャッジがあったことにも触れている。

THE ANSWER編集部

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