福島の日本酒は「2位」金賞受賞数日本一奪還ならず 全国新酒鑑評会 今年の1位は…

新酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」の結果が22日に発表され、福島県は金賞受賞数日本一返り咲きはなりませんでした。

全国新酒鑑評会の結果は22日午前10時、鑑評会を行った独立行政法人酒類総合研究所のホームページで公表されました。

その結果、福島県は金賞が18銘柄でトップの兵庫県の19銘柄にわずかひとつ及ばず2位となり、2年ぶりの金賞受賞数日本一返り咲きはなりませんでした。

福島県酒造協同組合・渡部謙一会長「1蔵差だったので、悔しいという気がします。来年に向けて日本一が取れるように酒造りに精進したいと思います」

しかし、金賞の数は去年に比べて4銘柄増え、福島県や県観光物産館では金賞受賞の銘柄を祝うイベントを開くことにしています。

全国から828銘柄が出品

今年の新酒鑑評会には、全国から828銘柄が出品しました。福島の日本酒は、おととしまでは金賞受賞数が9回連続日本一でしたが、去年は5位で、10回連続の日本一を逃し、今年は2年ぶりの日本一奪還に期待がかかっていました。

【都道府県別の金賞受賞数】 ①兵庫…19銘柄 ②福島…18銘柄 ③山形…14銘柄 ④長野…12銘柄 ⑤秋田、栃木…10銘柄



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