福島県石川町の前町長による官製談合事件を受け、不正に入札が行われたとされるこども園の整備について、町では開所が遅れる可能性もあるとしています。
22日に送検された石川町の前町長・塩田金次郎容疑者は、去年、町が発注したこども園の整備の入札で設計金額を土木会社の役員らに漏らし落札させた疑いで、21日に再逮捕されました。
町は一連の官製談合事件を受けて現在全ての入札を中止していて、今年12月に予定していたこども園の開所が遅れる可能性もあるということです。
塩田容疑者は道路工事の入札でも設計金額を漏らしたなどの罪で、21日に起訴されていて、起訴状によりますと、工事を落札した会社の元役員の自宅で情報を漏らしていたとされています。
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