【袴田事件】姉・ひで子さん「この1年は58年闘ってきて一番長く感じた」 再審公判が結審へ

死刑判決が確定している袴田巖さんのやり直しの裁判は、5月22日午後に全ての審理を終える予定です。検察側が再び死刑を求刑するか注目されています。

袴田さんの姉・ひで子さん
やっぱりね、この1年は長く感じましたね。実際に動いているということでね。58年闘っていますが一番長く感じましたね

58年前、当時の清水市で一家4人を殺害したなどとして死刑判決が確定した袴田巖さんのやり直しの裁判は2023年10月から始まっています。

15回目を迎えた5月22日に全ての審理が終わる予定で、検察側が被害者の遺族の意見書を読み上げる形で意見陳述を行いました。

午後にはこれまで有罪の立証を続けてきた検察側による求刑と無罪を主張する弁護側の最終弁論、そして再審で出廷が免除された袴田さんの代わりに裁判に出てきた姉のひで子さんが法廷で意見を述べる予定です。

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