千島海溝沿いで最大震度7の地震と大津波が発生した想定で陸上自衛隊が訓練 後方支援のための活動拠点を設置 北海道別海町

千島海溝沿いでの巨大地震を想定した陸上自衛隊の訓練が、北海道東部の別海町で始まりました。

22日から別海駐屯地で始まった訓練は、十勝沖で最大震度7の地震と大津波が発生した想定で行われました。
被災地で活動する隊員の後方支援のため、活動拠点を迅速に開設するのが、主な目的です。

訓練では、機材の整備場などを開設し、自衛隊の車輌や隊員の食糧などを搬入しました。

陸上自衛隊北部方面総監部装備部 福岡健人一等陸佐
「より迅速に今後早めに基盤を設置できるよう、さらに演練を高めていきたい」

訓練は25日まで3日間、陸海空の自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」も加わって行われます。

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