梅雨を前に、海上自衛隊佐世保地方隊の災害派遣訓練が始まり、21日は、洋上漂流者をヘリで移送する訓練が行われました。
21日、長崎県佐世保市にある海上自衛隊崎辺ヘリポートで行われた訓練には、佐世保地方隊と大村航空基地との連携を強める目的から、掃海用のヘリコプターも参加しました。
訓練は、長崎県沖で地震が起きて、津波も発生し、洋上で漂流者を救助したという想定です。
ヘリコプターから崎辺の基地エリアに控えている自衛隊の医療チームにけが人を引き渡すまでの流れが確認されました。
海上自衛隊佐世保地方隊では、梅雨を控えたこの時期、集中的に災害派遣訓練を行っていて、22・23日も、被災地での入浴支援を想定した訓練や避難所運営の訓練が行われます。