【対カメムシ歴10年】本当に効果があった洗濯物のカメムシ対策と絶対にやってはいけないNG行動

暖かくなり、洗濯物を外に干したくなる季節。しかし、暖かくなると見かけるようになるのがカメムシ。ふれてしまうと嫌な臭いを放つので、洗濯物にくっついて部屋の中に入ってくると厄介ですよね。とくに今年は日本各地で大量発生しているとの報道もあり、カメムシ対策に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

カメムシが多く発生する地域で10年以上カメムシと戦ってきたライターのみさむーさんに、カメムシを遠ざけるためにやっていたことなどを教えてもらいました。

10年以上カメムシと戦っていました

毎年のようにカメムシが大量発生する地域に住み、約10年にわたってカメムシと戦ってきました。

引っ越してきた当初は、カメムシがついたまま洗濯物を取り込んでしまったり、いつの間にか部屋への侵入を許したりと対カメムシ戦は敗北続き……。しかし、「このままではいけない。カメムシが近寄りにくい環境を作らねば!」と奮起し、図書館やネットで片っ端から調べあげてあらゆるカメムシ対策を実践し、ついに勝利を収めました。

今回の記事ではそんな対カメムシ歴10年以上の筆者が、カメムシを部屋へ侵入させないためにやってもっとも効果があったこと&やってみて後悔したことをお話しします。

効果があったもの→ズバリ、唐辛子スプレーを定期的にまく

いろいろやってきた中でもっとも効果があったと断言できるカメムシ対策、それはズバリ「唐辛子スプレーを定期的に散布する」ことでした。

カメムシについて調べるなかで、ヤツらは唐辛子に含まれるカプサイシンの香りが苦手である……という「弱点」を発見。さらに、植物などにつく害虫対策のひとつに唐辛子を使ったスプレーがあることが判明。

そこで唐辛子スプレーを自作し、網戸やサッシ、物干し竿やベランダ周辺などカメムシが発生しやすいエリアに散布してみました。するとあら不思議!わが物顔でブンブンと飛びまわり、洗濯物にくっついていたカメムシが、まるで嘘のようにいなくなったのです。おかげで、大量発生する時期になっても洗濯物を外に干せるようになりました。

散布頻度は1週間に1度程度でも効果がありますが、筆者の自宅のように大量発生しているような場合は毎日まいてもいいでしょう。

唐辛子スプレーのつくり方

わが家におけるカメムシ対策で抜群の効果を発揮した唐辛子スプレー。前述のとおり、自作することが可能です。つくり方をご紹介します。

【用意するもの】
・唐辛子 15gほど(10本~20本)
・アルコール(度数25度以上) 200ml
・瓶
・アルコール対応のスプレーボトル

【作り方】
唐辛子とアルコール度数25度以上の焼酎などを瓶に入れて1週間以上おいておきます。唐辛子は輪切りにしておくとエキスがしっかり出るのでオススメです。使うときは、水で300倍に薄めてアルコール対応のスプレーボトルに入れて混ぜるだけ。

なお、刺激が強いので取り扱いには十分ご注意ください。散布する際は周囲の環境に配慮し、皮膚や衣服などにつかないようにしましょう。自然由来の成分ですが、植物やペットなどに合わない場合があります。また、必ず薄めて使用してください。

とくに誤って目に入ると非常に痛いので、入らぬよう注意してくださいね。

NGな対策→カメムシがついた洗濯物をはたいてから取り込む

部屋に入れないための対策でやってはダメなことは、カメムシがついた洗濯物を激しくはたいてから取り入れることです。

一刻も早くカメムシを追い払うために、カメムシがついた洗濯物を激しくはたいて追い払ったことがありました。すると、洗濯物を取り込むときにイヤ~な臭いが…。

そう、はたいた衝撃でカメムシが臭いを放ってしまい、洋服に付着してしまったのです。部屋への侵入こそ防げたものの、臭いが室内に充満してしまうという事態に陥りました。

万が一洗濯物にカメムシがついていた場合、激しくはたくのはNG。そっと逃がすなどカメムシに刺激を与えない方法で除去してから取り込むことがおすすめです。

カメムシが嫌う環境づくりがカギ

人に危害は与えませんが、刺激を与えると悪臭を放つ厄介なカメムシ。

カメムシが部屋に入らないようできる限りの対策をして、カメムシが多くなる時期を乗りきりましょう!

■執筆/みさむー…お金は貯めるだけでなく活かそう!夫と小学生と幼稚園児の子ども2人を育てるママ投資家です。ママ目線で資産運用や投資の良さや大切さを発信しています。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

© 株式会社ベネッセコーポレーション