「三井のすまい 池袋サロン」にMRモデルルーム 3D化したデジタル家具、自由にレイアウトも

三井不動産レジデンシャルは5月21日、「三井のすまい 池袋サロン」にて、Mixed Reality(MR)を用いたモデルルームのメディア向け内覧会を実施した。

「三井のすまい 池袋サロン」は、2023年6月に開設。特定のプランのモデルルームは設置せず、最大幅約7mの3面LEDビジョンを壁と床に配置し、Virtual Reality(VR)を用いて実際と同じサイズの部屋を投影することで、モデルルーム案内を行ってきた。

このVRモデルルームに、11日からMRを導入。2次元の空間に3D化したデジタル家具を投影し、「Meta Quest 3」を用いてそれを体感することで、ユーザーがより具体的に暮らしをイメージできるようにした。家具やキッチンなどを空間へ投影するアプリケーションは、パナソニック システムデザインが制作に協力している。

まずは同サロンで販売中の「パークホームズ上板橋」の3種類のモデルルーム案内にてMRを導入し、今後は利用可能物件を順次増やしていく予定だ。将来的には全ての間取りタイプに対応し、ユーザーがデジタル家具を自由に動かしながら、家具レイアウトなどを検討できるようにする。

三井不動産レジデンシャルの広報担当者は、「モデルルームをデジタルコンテンツ化したことにより、ユーザーの体験価値向上だけでなく、廃棄物を削減し、カーボンニュートラルの貢献にもつなげられる」とコメント。将来的には共用部のVRモデルルームを用意するほか、部屋からの眺望も確認できるよう計画しているという。

プレスリリース

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