【独自】「家族の次に大切なのは…」女子大学生刺殺“ストーカー”西光勝容疑者(26)が卒業アルバムにつづった「友」<大阪・枚方市>

めざまし8が入手した写真に、笑顔で写る1人の少年。
5月18日、殺人の疑いで逮捕された西光勝容疑者(26)です。

大阪府枚方市の集合住宅の一室で、この部屋に住む大学2年生の渡邉華蓮さんが殺害された事件。

この事件で逮捕された、西光容疑者が書いた中学の卒業文集、その題名は…「友」。

西光容疑者の中学の卒業文集より: 「僕は、この15年間生きてきたなかで家族の次に大切なのは、友達だと思います。」 「毎日毎日、いろいろなこと笑いながらしゃべったりして本当に楽しかったです。」

友達の大切さをつづっていた西光容疑者は、この約11年後、殺人の疑いで逮捕されます。

渡邉華蓮さんの知人:
ストーカーをされていたって聞いてたので。バイト終わりにつけられていたり、家の近くで巡回されてたりとか言ってました。
合鍵渡してたんで(交際相手が)家に入っているってことはあったらしいです。

ストーカー被害を周囲に相談するなど、交際相手とのトラブルに悩んでいたという渡邉さん。

警察によると、死因は首を刃物で刺されたことによる失血死。刺し傷や擦り傷があわせて50数か所にのぼることが新たにわかりました。
死亡したのは、5月16日ごろとみられ、西光容疑者は、その日から自身で警察に通報した18日まで、大阪市内のホテルに潜伏していたとみられます。

西光勝容疑者の小・中学校の同級生:
普通に担任の先生とかにもかわいがられていたと思いますけどね。普通に明るくて元気な子だったと思います。

西光容疑者の中学の卒業文集より: 「友達が何かあれば支え合いながら、毎日毎日時がすぎると友達との意見などがすれちがう時は、ちがう友達がまた助けてくれたりして、そうしてつながっていくんだなと感じました。」 「出会いの数だけ別れは増えるが、みんなそしてこれからもいろいろな友と支えあいながら、そして僕たちは成長していくと思います。」

明るく元気だったという少年は、なぜ殺人事件の容疑者となってしまったのか…。
西光容疑者は容疑を認めていて、警察は強い殺意があったとみて調べを進めています。
(「めざまし8」5月22日放送より)

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