【独自】自転車“ひょっこり”高齢者 車の前に繰り返し飛び出す“危険運転”…バスと衝突寸前に 宮崎・都城市

宮崎・都城市で20日、自転車に乗った男性がセンターラインを走り続け、車の前に飛び出す危険行為を繰り返した。
車のドライバーは恐怖を感じ、子どもたちの身を守るため動画を撮影していた。
警察は、道路交通法違反の疑いで捜査を開始する予定だ。

約40秒の動画内で…いくつもの危険運転

宮崎・都城市で20日午前11時半ごろ、カメラがとらえたのは、自転車でセンターラインを走り、車の前に飛び出し続ける男だった。

その様子に、動画撮影者は「危ない!危ない!やばい!やばい!やばい!やばい!」と、思わず叫び声を上げた。

動画が撮影されたのは、20日午前11時半ごろ、ストライプ柄のシャツを着た白髪の男が、前にカゴがついたシルバーの自転車に乗っている。

センターラインを走ったかと思えば、対向車線を横切り、一度右へ。
しかし、逆走したままバスの前にひょっこりと飛び出し、バスは衝突寸前でブレーキをかけた。

乗客が乗っているかもしれないバスに対して、あまりにも身勝手で危険な運転だ。

しかし危険な運転は、これだけでは終わらなかった。対向車が来ているにもかかわらず、再びセンターラインを走行すると、車の前に飛び出すようなそぶりを見せ、さらに、その後ろの車にもひょっこり。

ひょっこり男は、約40秒の動画内だけでも、いくつもの危険な運転を繰り返していた。

道路交通法違反の疑いで捜査へ

意図的に車を挑発していたのだろうか。動画の撮影者は、恐怖を感じたという。

動画撮影者は「急に飛び出してきたので、子どもたちも乗っていて身の危険を感じ、あわてて撮影しました。わざとしているのであれば、危険なので本当にやめてほしいです」と話している。

警察によると、今後付近の防犯カメラを調べるなど、道路交通法違反の疑いを視野に捜査していくという。
(「イット!」 5月21日放送より)

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