<インタビュー>ビリヤード“ライジングスター”ことし国際舞台で活躍が期待されるキム・ボゴン選手

キム・ボゴン(25)選手は慶北体育会所属で、昨年11月に兵庫県で開かれた「2023全日本選手権大会」でベスト4に入った。準決勝戦で“世界ランキング18位”日本の平口結貴選手に3-9で敗れ、惜しくも決勝進出は逃した。

また、キム・ボゴン選手は昨年5月に米ウィスコンシン州で開かれたプレデターUSプロビリヤードシリーズ(PREDATOR US Pro Billiard Series)で、16強進出をかけた“世界ランキング8位”Chen Chia Hua(23)選手との試合で惜しくも破れたが、韓国女子ポケットボールを導いていくリーダーとして遜色(そんしょく)がない。ことしは韓国だけでなく、国際舞台で活躍が予想されるキム・ボゴン選手と高陽市にあるGIANT BILLIARDS CLUBで会って話を交わした。

1. 自己紹介をお願いします。

\- 生まれはキョンギド(京畿道)ヨンイン(龍仁)市です。父がビリヤードが好きで、家にばかりいるのが好きな私にビリヤードを勧めて、小学4年生から始めました。ソウルにいるチョン・ムンソク プロに習って10年ほどして、ある程度知られていたころに身体のバランスに問題が生じたため、しばらくの間、休みました。2年ほど治療を兼ねた休息期間を経て、慶北体育会と契約しながらまた始めました。

2. 4月にKBFで発表したランキングで10位にランクインしましたが、ことしの目標はどうなっていますか? また、国際大会への参加計画は?

\- 大会はたくさんありませんが、最善を尽くして順位を上げようと思います。国際大会は参加できる情報を最大限に確保して、出場するようにしたいと思います。

3. 4月に開かれた大韓ビリヤード連盟(KBL)大会で、ダブルス部門でディフェンディングチャンピオンでしたが、ことしは2連勝できませんでした。大会を振り返っての感想は?

\- コンディションは良かったのですが、相手チームがとても上手で、私たちにチャンスがありませんでした。とても残念でした。シングルスは私が集中できなかったようです。なぜなら、前日の夜11時に終わったんです。そうするうちに次の日の午前中に試合をしながら、何か準備がうまくいかなかった感じだったと思います。

4. 昨年の全日本選手権大会で優勝者の平口結貴選手に破れて、ベスト4入りで満足することになりましたが、ことしは出場されますか? 出場されるとしたら目標は?

\- 日本の試合が、私が見たときには全世界の中で1番好きです。日本が韓国と近いので、時差ぼけもしないし食べ物も似ていますし。たぶんそれで韓国の選手たちがたくさん出ていると思います。また、競技場がホテルととても近くて移動が便利で、テーブルに慣れています。できれば出場して優勝しようと思います。

5. 2022年に全国体育大会ビリヤード競技で慶北体育会が総合1位になりましたが、ことしの目標は?

\- ことしの目標も1位で、ことしの選手ラインナップは同じです。

6. 昨年、京畿道九里市でKBFと一緒に青少年に才能寄付イベントをしましたが、ことしもされるんですか?

\- 昨年とても良くて、ことしも私を使ってくださるか分からないけれど 、使ってくだされば当然するつもりです。ビリヤードが好きな幼いファンたちと交流しながらとても良かったし、メンターになれるという自負心があるので、絶対にやります。また、ポケットボールを知ってもらうための良い機会だと思いますので、ぜひ参加したいと思います。

ことしはポケットボール競技分野で国際的に多くの変化が予想される。この流れの中で、キム・ボゴン選手の国際舞台での活躍を期待したい。

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