2024年05月22日 本州付近も間もなく大雨シーズン突入 雨への備えを見直そう(解説:#気象予報士 #穂川果音)

こちらはきょう正午時点での雲の様子です。 沖縄や奄美地方には、梅雨前線に伴う雲がかかっているのがわかります。 こちらの沖縄・奄美地方は、きのう梅雨入りの発表があったんですが、梅雨入り早々大雨となっておりまして、こちらは正午時点での雨雲の様子を見ると、先島諸島から九州南部広い範囲で活発な雨雲がかかっています。 特にきょうの未明にかけては、宮古島の鏡原で255ミリの雨を観測。 さらに、今日半日ぐらいで、鹿児島・奄美地方では131.5ミリの雨を観測しているような状況です。 あすにかけても、この雨には警戒が必要です。 予想されている雨量は、沖縄では多い所150ミリ、そして奄美地方でも120ミリの雨が予想されています。 というわけで、あすにかけても大雨への備えはしっかりとお願いします。 このように梅雨入りの発表があったばかりの沖縄・奄美地方で大雨となっているんですが、その他の地域でもまもなく梅雨入りの発表がありそうです。 平年では、九州や関東甲信地方にかけては、ここから6月上旬にかけて、北陸から東北地方にかけては6月中旬にかけて梅雨入りの発表がある時期です。 ですので、この梅雨入り前に今一度、雨への備えをしっかりと行うようにしましょう。 具体的にどのようなことをしたらいいか。 まずはハザードマップで危険な場所、そして避難の経路の確認を行いましょう。 そして、非常用品の見直し、そしてもし避難場所に行く際には、家族とどのように連絡を取り合うのか家族で話し合うなども大切です。 さて、この雨の範囲ですが、あすは雨の範囲広がっていきそうです。 というのも、予想天気図を見ると、今日よりも明日、この梅雨前線の位置がやや北上をするためです。 このため、西日本から東日本太平洋側の地域でも雨の降る所があるでしょう。 マークで見ていきましょう。 明日、西日本ではすっきりとしない天気です。 太平洋側の地域を中心に雨の降りやすいお天気でしょう。 お昼過ぎになりますと、東海や関東南部でも雨の降る所が出てきそうです。 念のため、折りたたみ傘をお持ちください。 続いて、この先の全国の天気。 まずは沖縄から西日本です。 鹿児島では、日曜日以降は曇りや雨と天気の日が続きそうです。梅雨入りの発表があるかもしれません。 そのほか、九州から近畿地方にかけても、来週の月曜日以降はすっきりとしない天気で梅雨のはしりのようなお天気となりそうです。 湿度が高くなってきますから、食品の管理などもしっかりと行うようにしてください。 続いて、東日本から北日本です。 この土曜日・日曜日にかけては晴れて気温の高い日が続くでしょう。 ただ、来週以降は曇り雨の天気の日が続きます。 とくに日本海側の地域を中心に雨が降り方が強まりそうです。 雨への備えはしっかりと行うようにしてください。 北海道では、気温の変化に注意が必要です。 札幌の予想最高気温を見ると、土曜日は予想最高が13度と季節が1ヶ月ほど前に戻ったような気温です。オホーツク海側の地域では、雪の降る所もありそうです。 気温の変化で体調を崩さないようにお気をつけください。 #梅雨入り #梅雨前線 #平年日 #大雨 #気象情報 #天気予報 #雨雲レーダー #週末天気 #週間天気 #防災 #サニースポット

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