井上尚弥 次戦ドヘニー最有力にファン反発「消化試合」「時間の無駄」とSNS大紛糾

ネリ戦後、グッドマンとグータッチを交わした井上だが…

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の次戦相手をめぐってSNSやネット上で大紛糾している。

6日に東京ドームでルイス・ネリを相手に初防衛した直後、井上はIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(25=オーストラリア)をリング上に招き入れると「9月ごろ、グッドマン選手と防衛戦を行いたい」と宣言し、握手をかわした。

しかし、共同プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラム最高経営責任者(CEO)は、9月に対戦するのが元IBF同級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(37=アイルランド)に替わる可能性を示唆。グッドマン戦は12月になる公算を明かしていた。

ドヘニーも井上戦に意欲を示し「戦争になるだろう」と語るなど、次戦の最有力候補とみられている。しかし、井上ファンらは対戦相手に不満があるようだ。SNSやネット上で「ドヘニーはないかな」「もう誰とやっても消化試合」「グッドマンもドヘニーも見たい相手とは違う」「正直スーパーバンタムに敵はいない」「時間のムダでしょう」「盛り上がる相手がいない」との声が出ており、ファンが望む魅力的なマッチメークではないようだ。

さらに「(ムロジョン)アフマダリエフ(ウズベキスタン)以外は興味ない」「多少価値があってアフマダリエフ」「もう(ジョンリル)カシメロ(フィリピン)かアフマダリエフか」と対戦を熱望する意見とともに「(Sバンタムに)敵はいないのでフェザー級に転向してほしい」「ワクワクする試合なら階級を上げるしかない」という見解も書き込まれていた。

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