菊池雄星 今季6度目QSも4敗目「試合をつくれたで満足する時期は終わった。悔しい」

4敗目を喫した菊池雄星(ロイター)

ブルージェイズ・菊池雄星投手(32)がホワイトソックス戦(トロント)で3勝目を目指して先発。6回5安打3失点(自責点2)の内容で4敗目(2勝)を喫した。試合は0―5でブルージェイズが敗れた。

菊池は今季最多の101球を投げ、6回を3失点と粘ったが、打線の援護がなく4敗目を喫した。

2回に失策絡みで先制を許すと、5回には四球と二塁打で二死二、三塁のピンチを迎え2点適時打を浴びた。

「試合をつくれたで満足する時期は終わった。悔しい」と肩を落とすと、「フォアボールが点に絡んだし、(二塁打も)3ボールになって甘いところだった」と反省した。

6回自責3点以下のクオリティースタート(QS)は今季6度目。防御率はチームトップの2・64も最後の白星は4月22日と1か月勝ち星がない。「僕も勝っていないし、チームも勝っていない。勝ち切りたい」と左腕は勝利を願っていた。

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