小沢一郎氏、6月定額減税で岸田首相の「元気な日本取り戻す」発言にクギ「おめでたき人」「一瞬で蒸発」

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が22日、事務所のX(旧ツイッター)を更新。岸田文雄首相が自民党の女性局が主催する会合に出席し、6月から始まる定額減税などの経済政策によって「元気な日本を取り戻す」と強調したことに対して「おめでたき人」と苦言を呈した。

岸田首相は17日に行われた会合で、6月から始まる定額減税について「1人4万円の所得税、住民税の定額減税を行う。消費や投資にもつながり、経済の好循環が30年ぶりに戻ってくる。元気な日本を取り戻す」とアピールした。

これに対し、小沢氏は「おめでたき人。」と切り出し、「今の円安・物価高の中では、年間4万円の減税など一瞬で蒸発。単発でなく継続的減税にしないと意味がない。また、アベノミクスから脱却しないと物価高で家計は破綻。」と指摘した。その上で、同氏は「経済対策を目先の人気取り=選挙対策としか考えない自民党政権はもう終わっている。解散すべき。」と訴えた。

小沢氏の投稿に対し、フォロワーからは「1日、たったの100円..何の足しになるんだか..」「おっしゃる通りです」「負け犬の遠吠えですね」といった声が続いた。

(よろず~ニュース編集部)

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