【東京駅まで30分以内】中古マンションが安い駅ランキング JR常磐線・松戸駅が3380万円でファミリー向け1位に

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リクルートが運営する『SUUMOジャーナル』は5月17日、「東京駅まで電車で30分以内」で中古マンションの価格相場が安い駅のランキングを発表した。

「シングル向け」(専有面積20平米以上~50平米未満)の1位は、東京都大田区の都営浅草線・西馬込駅で、価格相場は2790万円。都営浅草線で新橋駅に出て、JR東海道本線に乗り換えると約28分で東京駅に到着する。

「カップル・ファミリー向け」(専有面積50平米以上~80平米未満)の1位は、千葉県松戸市にあるJR常磐線・松戸駅で、3380万円だった。JR上野東京ライン直通の常磐線に乗ると、約27分で東京駅に到着する。

2位以下はどうなっているのか。

東京駅まで約12分という近さの駅もランクイン

「シングル向け」の2位には、東京メトロ丸ノ内線の方南町駅とJR京浜東北・根岸線の鶴見駅が、同額2980万円でランクインした。鶴見駅は神奈川県横浜市にあるが、JR京浜東北・根岸線で川崎駅に出て、JR東海道本線に乗り換えるルートだと約25分で東京駅に着く。

4位は都営三田線の板橋区役所前で3180万円、5位は東武東上線の大山で3200万円だった。

今回のランキングで、東京駅までの所要時間が最短だったのは、同額3480万円で11位にランクインしたJR常磐線・三河島駅とJR総武線・亀戸駅だった。両駅から東京駅までは、約12分という近さである。

「カップル・ファミリー向け」の2位には、東京都足立区にある、つくばエクスプレス・六町(ろくちょう)駅が3399万円でランクインした。南千住駅に出てからJR上野東京ライン直通の常磐線に乗り換えると、1位の松戸駅と同じ所要時間の約27分で東京駅に到着する。

3位には3480万円となった、京成本線の堀切菖蒲園駅、JR京浜東北・根岸線の蕨(わらび)駅、つくばエクスプレスの青井駅の3駅がランクイン。中でも東京都足立区にある青井駅は東京駅まで約24分という所要時間で、このランキングでは最短となっている。

「カップル・ファミリー向け」ランキングには千葉、東京、埼玉の駅が入り、路線もさまざまだが、そのなかで東武伊勢崎線が最多で4駅ランクインした。

調査対象物件は「駅徒歩15分圏内(『駅探』を使用)、物件価格相場3億円以下、築年数40年未満、敷地権利は所有権のみ」とした。データ抽出期間は2023年8月~2024年2月、価格相場はこの期間に『SUUMO』に掲載された中古マンション価格から中央値を算出した。

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