今年5月から府県単位で「線状降水帯」に関する情報呼びかけスタート

昨日は、沖縄・奄美地方で梅雨入りの発表があり、これから、6月中旬頃にかけ、九州南部~東北地方も梅雨の季節となり、本格的な雨の季節に突入します。
大雨へ備える季節がやってきました。

近年では梅雨末期に線状降水帯が発生し、この線状降水帯が大雨をもたらす大きな要因となりつつあります。

特に、今年は6~7月にかけて沖縄・西日本~東日本で降水量が多くなると予想されていますので、今から雨への備えはしっかりと行うようにし、大雨が予想される際は最新の気象情報の確認を行うようにしましょう。

「線状降水帯」の正確な予測技術は困難な状況ではありますが、予測向上に向けて、スーパーコンピュータ―を用いた新しい技術の活用により、予測精度が高まり、今年の5月からは、これまでよりも範囲を絞り込み、半日程度前に府県単位ごとに気象情報を発表することになりました。

範囲を絞ることで、より危機感もって雨への対策を行うことができます。
ただ、まだ見逃しの可能性もあるので、大雨警報やキキクル等の情報を確認して、危険だと感じたら避難情報を待たずに避難行動を行うことが大切です。

本格的な雨のシーズン前の今のうちに、すぐに避難行動ができるよう、今一度ハザードマップの確認、非常用品の見直しなどをぜひ行ってくださいね。

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