大谷翔平 2安打2盗塁と躍動も地元紙は敗戦に怒り「オオタニの大活躍をムダにした」

躍動する大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・大谷翔平(29)の孤軍奮闘を地元紙が称賛する一方で、7失点の投手陣を批判した。

21日(日本時間22日)のダイヤモンドバックス戦(ドジャースタジアム)で「2番・DH」で出場した大谷は、4打数2安打1打点2盗塁とユニホームを2度も破く躍動ぶりを見せた。だが試合は投手陣が打ち込まれ3―7で連勝が4でストップした。

地元紙「LAタイムズ」(電子版)は試合後、ジャック・ハリス記者の「ドジャース、大谷翔平の大活躍をムダにしダイヤモンドバックスに敗戦」との記事を掲載した。

「打率、得点圏打率、OPSでメジャーをリードし続ける大谷が2安打とタイムリーを放ったにもかかわらず、ドジャースはダイヤモンドバックスに3―7で敗れた。先発投手のギャビン・ストーンが6回4失点8安打と精彩を欠いた」と手厳しかった。

続けて「大谷が火曜日にしなかった唯一のことは、記者と話すことで、敗戦後、球団広報を通じてのインタビュー要請を断った」と大谷が取材に応じなかったことを記すと、ロバーツ監督の「ショウヘイは素晴らしい野球をしている。バットで、足で、本当に試合を変えるようなものだ」とのコメントを引用。メジャー史上6人目となる「40―40」達成まで視野に入ってきた大谷のプレーを絶賛した。

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