川の河口でポリ袋に入った生後間もない女の子の遺体 事件から12年迎え警察が情報提供呼びかけ 1年で寄せられた情報はわずか2件

2012年に、愛媛県西条市を流れる新川の河口で乳児の遺体が見つかった事件は、未解決のまま22日で12年を迎え、警察が現場付近で情報提供を呼びかけました。

この事件は、2012年5月、西条市大新田にある新川の河口で、ポリ袋に入った生後間もない女の子の遺体が見つかったものです。

警察は当初、死体遺棄事件として捜査していましたが、時効を迎えたため、時効の無い殺人事件として捜査を継続しています。

遺体発見から12年となった22日、西条西署の警察官6人が現場近くの農作物直売所でビラ300枚を配り、市民に情報提供を呼びかけました。

西条西署 刑事課 渡部智尋警部補
「もし女の子が生きていたら現在12歳で、元気に学校通っていたと思います。どんな些細な情報でも構いませんので西条西警察署まで連絡をしていただきたいと思います」

警察は、これまでにのべ2万4600人の捜査員を投入していますが、逮捕には至っておらず、この1年に寄せられた情報は、わずか2件だったということです。

西条西署では、どんな些細な情報でも提供してほしいと呼びかけています。

西条西署 0898‐64‐0110

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