参政党・神谷宗幣代表 都知事選に独自候補の擁立断念「15区選挙をやったばかりで…」

参政党の神谷宗幣代表

参政党の神谷宗幣代表は22日、国会内で会見し、1か月後に迫った都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に独自候補の擁立見送りを発表した。

神谷氏は「党内でいろいろ意見があって、出すべきとの声もあったが、15区(衆院東京15区補選)の選挙をやったばかりですし、なかなか大きな選挙戦。あまり選挙に出て、名前を売るみたいなことばっかりをやっている党だとも思われても困る」と党公認の独自候補は擁立しないとした。

一方で、「政策重視できちっと当選してもらいたいなと思える方の応援に回った方がいい」と話した。現時点で小池百合子都知事は立候補の意思を明かしておらず、立憲民主党や共産党は統一候補の擁立に動いているが、決定していない。そのほかでは広島・安芸高田市の石丸伸二市長が挑戦を表明している。

神谷氏は「今のところ、この方というのは正直いない。その時は自主投票。もう少し候補者が増えるかもしれないので取り組みを見ながら」と推薦などを含めて、対応を検討していくという。

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