新人王&ブロック王のウェンバンヤマがルーキーで史上初の1stチーム入り!今季のオールディフェンシブチームが発表<DUNKSHOOT>

5月21日、NBAは2023-24シーズンのオールディフェンシブチームを発表した。1st、2ndチームのメンバーは以下の通りだ。

■1stチーム Pts=得票ポイント/1位票-2位票 ※1位票が2ポイント、2位票が1ポイント
ルディ・ゴベア(ウルブズ)198Pts/99-0
ヴィクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)184Pts/86-12
バム・アデバヨ(ヒート)168Pts/73-22
ハーバート・ジョーンズ(ペリカンズ)159Pts/66-27
アンソニー・デイビス(レイカーズ)151Pts/60-31

今季、通算4度目の最優秀守備選手賞に輝いたゴベアは、リーグトップの失点を誇ったウルブズのディフェンスの根幹を担い、満票で2年ぶり7度目の1stチーム入りを飾った。先日、満場一致で新人王を受賞したウェンバンヤマは、224㎝という規格外のサイズを武器に通算ブロック(254)&平均(3.58)でともにリーグトップ、さらにスティールでもリーグ22位の平均1.24本を奪うなど初年度から強烈なインパクトを残し、ルーキーで史上初の1stチーム選出を果たした。

ヒートの守護神アデバヨは5年連続、今季は健康体を維持し76試合に出場したデイビスは、2020年以来4年ぶりの1stチーム返り咲き。キャリア3年目でウイングディフェンダーとしての地位を確立したジョーンズは初選出、ペリカンズの選手が1stチームに名を連ねたのは18年のデイビス(現レイカーズ)とドリュー・ホリデー(現セルティックス)以来だった。

■2ndチーム
アレックス・カルーソ(ブルズ)130Pts/43-44
ジェイレン・サッグス(マジック)99Pts/18-63
デリック・ホワイト(セルティックス)98Pts/15-68
ジェイデン・マクダニエルズ(ウルブズ)66Pts/6-54
ドリュー・ホリデー(セルティックス)36Pts/6-24

ビッグマンが中心だった1stチームとは異なり、2ndチームはマクダニエルズを除く4人はガード陣という顔ぶれになった。今季のハッスル賞に選ばれたカルーソ、セルティックスの守備の要ホワイトとホリデーの3人は2年連続の選出(カルーソとホリデーは昨季1stチーム)で、ホリデーは通算6度目のディフェンシブチーム入り。MIP投票で8位に入ったマジックのサッグス、プレーオフでも万能ディフェンダーぶりを発揮しているウルブズのマクダニエルズは初選出となった。

■その他の得票者
ルージェンツ・ドート(サンダー)34Pts/6-22、カワイ・レナード(クリッパーズ)29Pts/1-27、チェット・ホルムグレン(サンダー)21Pts/0-21、ジャレット・アレン(キャバリアーズ)20Pts/1-18、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー)19Pts/4-11、ヤニス・アデトクンボ(バックス)15Pts/6-3、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(ナゲッツ)11Pts/0-11、ブルック・ロペス(バックス)8Pts/0-8、ジェイレン・ブラウン(セルティックス)7Pts/3-1、アーロン・ゴードン(ナゲッツ)6Pts/0-6、アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)4Pts/0-4、ドマンタス・サボニス(キングス)4Pts/1-2、ディアロン・フォックス(キングス)3Pts/1-1、ジョシュ・ハート(ニックス)3Pts/0-3、ディロン・ブルックス(ロケッツ)、ジェイソン・テイタム(セルティックス)2Pts/0-2、ケビン・デュラント(サンズ)、ポール・ジョージ(クリッパーズ)、ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ)、デジャンテ・マレー(ホークス)、アーロン・ネスミス(ペイサーズ)、ブランディン・ポジェムスキー(ウォリアーズ)、ボビー・ポーティス(バックス)、マイルズ・ターナー(ペイサーズ)1Pts/0-1

構成●ダンクシュート編集部

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