“リバーシブルのジャンパー”伏線回収「あれだけ捨てろと言われたのに!」『街並み照らすヤツら』第4話

5月18日に土曜ドラマ『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)の第4話が放送された。本作は、シャッター商店街にある潰れかけのケーキ店の店主が、大切な店や家族を守るため、悪事に手を染めてしまう事から始まる怒涛のヒューマンエンターテインメント。

(※以下、ネタバレを含みます)

商店街を挙げての偽装強盗が日に日にエスカレートする中、ついに警察も捜査に本腰を入れ始めた。事件について調べている、刑事・日下部(宇野祥平)と澤本(吉川愛)は、時計店を営む向井(竹財輝之助)の所にやってくると、防犯カメラの映像を向井に見せ「もしかしてですけど…自分で殴ってます?」と向井の自作自演を疑う。向井は自作自演を否定し「差し歯を直していただけだ」と下手な言い訳を並べる。

この向井の言い訳に、SNSでは「向井さん差し歯って…無理があるぞ」「向井さんピンチ」など、ツッコミの声が続出。さらに向井が「これが偽装強盗だとでも言いたいんですか?」と警察に反論するシーンでは「余計なこと言っちゃダメー!」と、“偽装強盗”がバレるのを心配する声も上がった。

“警察に偽装強盗がバレかけている”と心配した正義は、商店街の店主たちを集め“偽装強盗の反省会”を開くが、反省会はカオス状態。入り口のドアが開いたままの部屋で「これから強盗に遭われる方は、いったんカウンターでお待ちください!」と大声で案内する酒屋の娘・莉菜(月島琉衣)や、「俺にも強盗やらせろよ!」とノリノリな、莉菜の父・龍一(皆川猿時)など、商店街の店主たちの勢いは止まらない… そんな中、リーダー扱いされている正義に対抗心を燃やしていた荒木(浜野謙太)は「商店街で祭りを開こう」と提案する。

この無防備な反省会には、視聴者も「危機管理仕事して?」「大きな声で話すんじゃないよ(笑)」とあきれた様子。偽装強盗の案内をする莉菜については「なんかのセミナー?」など、ツッコミの声が相次いだ。

一方その裏では、商店街会長の息子・光一(伊藤健太郎)が、保険会社と手を組み街の大規模開発の準備を進めていた。光一は保険会社の社員(森下能幸)を使って着々と商店街の調査を進め、一連の事件は商店街挙げての偽装強盗である事をつきとめた。保険会社の社員は、保険金をもらった店主たちを脅し始め、偽装強盗を見逃す代わりに街を出ていく事を要求。次々と街から出ていく店主たちを目撃した荒木は「保険会社に偽装強盗の件がバレた」と震え上がると、今までのリーダー面から一変「どうする?リーダー」と、急に正義に“偽装強盗団”のリーダーを押し付けたのだった。

このシーンで、森下能幸が初登場すると、SNSでは「このオジサン…」「怪しい森下さん投入されたな」と、森下の登場を怪しむ視聴者が続出。「ここから出て行ってくださーい!3・2・1ドーン!」と店主たちを脅す姿には「めちゃめちゃサイコパス」「笑ゥせぇるすまんかと思った」などの声が多くあがっていた。

さらに、ドラマのラストには、荒木が営むビリヤード場の常連客・シュン(曽田陵介)と正義の妻・彩が、シュンの暮らすバスの中で2人きりになるシーンも。その中で、寒そうにする彩にシュンがジャンパーを貸すのだが… そこで彩は初めてシュンのジャンパーが強盗が着ていたものと同じものだと気づくのだった。「これって…リバーシブル?」彩がシュンにそう問うところで今週の放送は終了となった。

衝撃のラストシーンにSNSでは、「あれだけ捨てろと言われたのに!」「リバーシブルのジャンパーが…」と“リバーシブルのジャンパー”の伏線の回収で盛り上がった。

5月25日放送の第5話では、ついに偽装強盗を知った彩は怒り心頭。商店街を挙げてのイベントが近づくなか、保険会社に脅された店主たちが次々と夜逃げ。そんな中、正義と荒木のもとに、新たな依頼者が…、偽装強盗より危険な話を持ち掛ける。自分のやり方が本当に正しいのか迷い始める正義に最悪の事態が…。

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写真提供:(C)日テレ

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