リミニストリート、VMware製品の包括的なサポート/セキュリティ/コンサルティングサービスを発表

by 三柳 英樹

米Rimini Street(以下、リミニストリート)は現地時間20日、VMware製品向けの「Rimini Support」「Rimini Protect」「Rimini Consult」の発売を発表した。

リミニストリートでは、同社のVMware向けサービスにより、VMwareの永続ライセンスを持つ顧客は、24時間365日、10分以内のエンジニアによる優先的なサポート対応を保証する、リミニストリートのサポートサービスを受け、現在のシステムを今後数年にわたり稼働させ続けられると説明。Rimini Street Support for VMware製品の標準価格は、各永続ライセンス取得者がVMwareに支払っている現在のサポート料金とほぼ同額だとしている。

Rimini Support for VMwareは、24時間365日のプレミアムなグローバルサポートとアドバイザリーサービス、SLAと、コンフィギュレーション、パフォーマンス、インストール、アップグレード、カスタマイズ用の専用サポートサービス、平均15年の経験を持つ担当プライマリサポートエンジニア、 クリティカルなケースに対する10分以内の応答SLAの保証が受けられる。また、リミニストリートの特許取得済みAI技術である「Case Assignment Advisor」が、40以上の要素に基づき最適なエンジニアを推奨し、エンジニアがケースをより迅速に解決できるようにサポートする。

Rimini Protect for VMwareは、既知および未知の脅威と脆弱性に対する、プロアクティブかつ迅速でコスト効果の高いセキュリティ保護と、VMwareエコシステムの構成強化によるリスク軽減のガイダンス、リミニストリートが独自に開発したセキュリティ脆弱性分析レポート(SVAR)、緩和オプションと戦略を含むインテリジェンスレポート、ゼロデイレポート、レベル1セキュリティアセスメントが受けられる。

Rimini Consult for VMwareは、VMwareを利用する顧客が進むべき道を見つけ、テクノロジー戦略とビジネス目標を合致させるための専門的なコンサルティングサービスに加え、技術およびアプリケーションのロードマップと戦略、技術評価、ライセンスアドバイザリー、相互運用性と統合、スタッフおよびスキルの増強、クラウド移行の支援を受けられる。

リミニストリートでは、VMwareの永続ライセンス保有者は、VMwareによるサブスクリプションモデルへの移行により、以前は選択されていなかった製品のライセンスが強制的にバンドルされることに不安を感じており、ソフトウェアベンダーが提案する変更を分析し、新しいライセンスモデルと新料金を受け入れるか、それともベンダーと交渉するか、それとも新しい仮想化プラットフォームを評価・選択・実装するかを考える時間が必要だと説明。

いずれの場合も、Rimini Support for VMwareにより、組織は分析を実施し、これらの重要なインフラストラクチャーの決定を行い、実装するための時間を数年にわたって得られ、リミニストリートのプレミアムサポートを受けながら、有償な永続ライセンスのVMwareインフラストラクチャーを維持できるとしている。

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