「寿司の概念を覆す」 ネットがざわついた『スシロー』の一品が…

「これは寿司の概念を覆す、発明なのではないのか」

そんなコメントとともに、1枚の写真をX(Twitter)に投稿したのは、@showgunnさん。

回転寿司のチェーン店『スシロー』を訪れた際、ある斬新な握り寿司を見て、衝撃を受けたそうです。

その握り寿司の具は、魚介類ではなかったのですが、多様化が進んでいる昨今では珍しくありません。

注目のポイントは、具の下にあったのです!

1個のハンバーグをしゃり2個で支えるスタイル…!

「食べる時、ハンバーグを半分に切るべきか」と悩みそうですね。

こちらの寿司は、2023年11月から販売されている『まるごとハンバーグにぎり』。

牛塩カルビや、生ハム、グリルチキンなど、肉系の寿司が並ぶ中で、ひと際異彩を放っています。

独創的なひと皿に、「ロボットか?」「一体どうした」とネットはざわつきました。

・切り忘れじゃないんですよ。ウケるでしょう?息子の大好物です。

・イギリスにある、巨石を積み上げた世界遺産『ストーンヘンジ』っぽい見た目。

・岩手県遠野市にある『続石』かな?鳥居みたいに岩の下をくぐれるんだよ。

・何が『にぎり』だよ。米しか握られていないし、これじゃ橋だよ!

・しゃり2個を足に見立てて、ハンバーグに顔を描きたくなるかわいさ。ケチャップが欲しくなる。

ハンバーグのボリューム感を重視!寿司がこの形になったワケ

ハンバーグを2個に分けなかった理由について、grapeが『スシロー』に取材したところ、次のような回答が寄せられました。

ハンバーグのボリュームと、しゃりとのバランスを考えて2貫にしました。

1貫のしゃりだと、ハンバーグを乗せきれず、斜めにハンバーグを置かないといけなくなります。

しっかりと2貫のしゃりの上に置くことで、味、見た目を含めて『ハンバーグのボリューム感』が伝わる仕立てにしております。

ハンバーグの大きさを保ちつつ、しゃりにきれいにのせるため、試行錯誤をした結果、2個にまたがる形に落ち着いたのですね。

また、「お寿司として提供するため、しっかりとシャリに合う味付けに仕上げた、こだわりがつまったハンバーグの握りです」とのこと。

『まるごとハンバーグにぎり』は、肉系の寿司が好きな人はもちろん、魚が苦手な人でも楽しめる一品のため、気になる人は味わってみてはいかがでしょうか。

お子様ランチの定番であるハンバーグがのった寿司は、子供のハートもしっかりと掴むこと間違いなしです!


[文・構成/grape編集部]


出典

@showgunn

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